遅筆でも大丈夫!Webライティングで執筆スピードを上げるコツ6選

「月の収入を増やすために、執筆にかかる時間を短くしたい!」
「1記事書くのに何日もかかるんだけど、どうしたらもっと速く執筆できるんだろう…」

記事を書く際に、このような悩みを持った経験はないでしょうか。

Webライターの場合、報酬は文字単価で決まることがほとんど。文字数が多いほど稼げる額も増えるため、収入を得るうえで執筆スピードは非常に重要です。

そこで今回は、Webライティングにおいて執筆スピードを上げるコツについて解説します。

目次

Webライティングの平均的な執筆スピードは?

1時間あたりの執筆スピードは「文字数÷稼働時間」で算出できます。

まずは、Webライターが1日に書く文字数から見ていきましょう。

X(旧:Twitter)で実施されたアンケートによれば、半数以上が「1日に1,000~4,000字執筆している」と答えています。

全体の平均を計算してみると、4,500字程度であることがわかりますね。

次に、1日あたりの平均稼働時間を見ていきます。

X(旧:Twitter)で実施された別のアンケートでは、半数近くが「1日に1~3時間稼働しているという結果に。

こちらも平均を計算してみると、1日あたりの稼働時間は約2.5時間です。

つまり、Webライターの平均的な執筆スピードは「4,500÷2.5=約1,800字/時間」であると考えられます。

ざっくりした計算結果なので、大体1,500~2,000文字/時間と考えたほうがいいかもしれません!

Webライティングの執筆スピードが遅い理由

単純に「タイピングが遅いから」だけでなく、執筆スピードが遅い理由はいくつか挙げられます。

  • 執筆経験が足りていない
  • テーマの知識が足りていない
  • 書きながらリサーチをしている

ここから先は、各項目について一つずつ解説していきますね。

執筆経験が足りていない

執筆スピードというのは、経験を重ねるにつれて徐々に早くなっていくものです。

初めのうちは文章を書き慣れていない状態なのですから、執筆に時間がかかるのは当然のこと。

もし「クライアントに迷惑をかけないか…」と不安な場合は、ぜひブログを始めてみてください。記事を書く経験が詰めるのでより早く上達できますよ。

テーマの知識が足りていない

執筆するテーマの知識が足りていないのも、遅筆の原因になりえます。

詳しいジャンルの記事であれば文章もすらすらと出てきますが、まったく知らないジャンルだと基礎的な用語から調べ直す必要がありますよね。

そのため、初心者のうちは自分が得意な分野の案件を選ぶのがおすすめです。

ある程度場数を踏んだら、ジャンルを絞って案件を受けるようにすると、リサーチにかかる時間をさらに短縮できます。

書きながらリサーチをしている

記事を執筆する際、書きながらわからない部分を調べ、執筆に戻ってはまた調べ…とやっていませんか?

2つのタスクを同時にこなそうとするのも、記事を書くうえでは効率が悪い方法です。

本文を書く間にリサーチを挟むと、思案していた話の流れやアイディアが途切れてしまいます。

執筆する際は、あらかじめリサーチ作業を済ませたうえで本文に取りかかるようにしましょう。

Webライティングで執筆スピードを上げるコツ

Webライティングで執筆スピードを上げるコツは、以下の通りです。

  • 作業に集中できる時間を確保する
  • 必要な情報は事前にまとめて収集する
  • テーマと見出しを最初に決める
  • 書きたい内容を箇条書きでメモしておく
  • 文章構成の型を把握する
  • 書く内容が思いつかないときは後に回す

どれも今すぐ取り入れられるコツばかりですので、記事を書く際はぜひ参考にしてみてください。

作業に集中できる時間を確保する

執筆のような頭を使う作業は、いかに集中できる時間を確保するかが大事です。

どの時間帯が適しているかは人によりますが、個人的には朝に作業することをおすすめします。

理由は、起きた直後だと脳がリセットされており、疲れていない状態で執筆作業に取り組めるからです。

ライフスタイルや作業環境によっても事情が変わってくるので、自分に合ったスタイルを模索してみてくださいね。

必要な情報は事前にまとめて収集する

執筆中にリサーチすることがないよう、必要な情報は本文を書く前に収集しておきましょう

参考にできる記事やサイトがあった場合は、見つけた時点で忘れないようURLを貼りつけておくと便利です。

そしてSEOを意識するうえでは、記事内に関連キーワードを盛り込むのも重要です。

執筆テーマに関連しそうなキーワードを調査し、共起語と合わせてメモしておくことをおすすめします。

共起語とは、特定のキーワードと一緒に使われることが多い単語のことです。
共起語が多く使われていると、検索エンジンに「キーワードとの関連性が高い」と判断されるため、検索順位の向上に効果があります。

テーマと見出しを最初に決める

本文を書く前に、まずはテーマと見出しから決めるようにしましょう

あらかじめ書く内容の大枠を決めてから詳細を埋めるほうが、執筆スピードを大幅に短縮できます。

また最初に骨組みを作っておかないと、本文を書いているうちに内容がテーマとずれていきやすいです。

構成に取りかかる際はテーマ⇒見出し(h2)⇒見出し(h3)…の順番で検討し、話の流れに違和感がないかもきちんとチェックしてくださいね。

書きたい内容を箇条書きでメモしておく

テーマと見出しが決まったら、本文に書きたい内容を箇条書きでざっくりメモしておきます。

具体的にはリサーチの時点で判明している事実や、あなた自身が感じた内容を書き出すといいでしょう。

メモ書きの段階では、文法や細かい言い回しを気にする必要はありません

本文を書く際は、メモした素材を参考にしつつ文章を繋げるだけで済むので、執筆時間をさらに短くできますよ。

文章構成の型を把握する

文章構成には、情報をわかりやすく伝えるための型が存在します。

なかでも、代表的なのがPREP法。「結論⇒理由⇒具体例⇒結論」の順に並べることで、文章の要点を簡潔に伝えられます。

結論(Point)

文章を書くときは、PREP法を意識するのがおすすめです。

理由(Reason)

なぜならPREP法を用いると、わかりやすく簡潔に要点を伝えられるからです。

具体例(Example)

たとえばPREP法を取り入れると、この文章のように一貫性のある内容が書けます。

結論(Point)

以上の理由から、PREP法は執筆するうえで非常に有効な手段です。

文章構成の型を知っておくと、本文の流れで困ったときに活用できるため、執筆にかける時間をグッと短縮できます。

他にも、SDS法やPASONA法などさまざまな型があるので、いざというときに使えるよう調べてみてください。

書く内容が思いつかないときは後に回す

本文の内容を考える際、何を書けばいいか思いつかないこともありますよね。

その場合は、いったん放置して先に進むのも一つの手です。

単純に頭が働いていないだけで、時間をおいて見返してみると良い表現が浮かぶことはよくあります。

つまずいた部分に時間をかけすぎず、書ける範囲から執筆するようにしましょう。

まとめ

この記事では、Webライティングにおいて執筆スピードを上げるコツについて解説しました。

執筆スピードを上げるうえで一番大事なのは、とにかく記事を書いて経験を積むこと

何度も記事を書けば、執筆のプロセスや文章の書き方に慣れてきて、よりスムーズに執筆できるようになります。

今回の記事では実践的なコツを多く紹介したため、ぜひ執筆する際の参考にしてみてください。

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